りんくうメディカルクリニック RINKU MEDICAL CLINIC

TOP > コラム > オゾンの治療への応用

オゾンの治療への応用

 大量自家血オゾン療法、血液クレンジング、オゾン療法などと呼ばれていますが、オゾンの効果を利用して健康に寄与しようという治療法です。具体的な方法としては、ご自身の血液を100ml程度陰圧の瓶の中に回収し、そこに99%の酸素と1%程度のオゾンをブレンドした気体を注入し、血液中に混和して再び体に戻すというやり方で行います。効果は

活性酸素種(RO S=Reactive oxygen species)や過酸化脂質代謝物(LOP=Lipid oxidation prodacts)が発生し、様々な効果が発揮されます。例えば白血球に働きインターフェロン-γやサイトカイン系を活性化、血小板については、成長因子などの放出、血小板凝集抑制反応によって、血液の流動性を高め、赤血球の酸素運搬脳の改善などなど数多くの報告と研究に裏打ちされています。これらにより効能としては、アレルギーなどの自己免疫疾患や、がん、循環器疾患、ウイルスなどの感染症、などなどが報告されており、海外では保険診療として認められているところもありますが、日本では自由診療です。 安全性についても、ヨーロッパで多くの治療がされており、重大な副作用も報告されていませんし、適切な講習会などを受講し適切な方法で治療を行っている施設に関しては、かなり安全と思われます。ただし適応にならない人としては、G6PDという酵素が少ない人(日本人は稀です)はできませんが、他にも自分の血を見るのが嫌な人は、向かないと思われます。

当クリニックでは、がん治療の際にオゾン療法で発生する活性酸素を利用した治療に併用したり様々な活用をしておりますが、最も多いのはアレルギーなどで悩む方が問い合わせられることが多いように思います。必ず全員に効果が保証されているようなものではないですが、安全にアレルギーなどの症状が緩和できるので、有用な治療オプションであろうと考えています。

♦オゾン療法に関する情報はこちら♦

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

👈ユーチューブリンクはこちらでクリックしたら飛びます。

TOP