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幹細胞は歳をとるのか?

久しぶりの投稿になってしまいました。
幹細胞を用いた再生医療の研究をしてきましたので、その一部を報告いたします。

幹細胞は人間のいろいろな細胞(筋肉の細胞や神経細胞など)に分化でき、増殖
能力を持っている細胞です。(NO49参照)今回、幹細胞は年齢とともに減少すること
は分かっていますが、幹細胞自体の能力も年齢とともに衰えるのではないか?という
ことを研究しました。なぜなら、高齢者がご自身の幹細胞治療で治療を受けた場合、
本人の高齢の幹細胞を増やしているわけですが、若い細胞をいれていないのに、な
ぜ効果がでるのかが疑問だったからです。

結果からいいますと、7歳から60歳までの人の脂肪由来の幹細胞を培養して分泌
する成長因子の量を調査しましたが、年齢によって差はないという事が分かりまし
た。つまり幹細胞は年齢で数が減ってきても、それぞれの細胞は歳をとっていないと
いう事がいえます。幹細胞治療は本人の細胞を増やして、本人に返す治療ですの
で、幹細胞が歳をとらないということは抗加齢という意味で、かなり効果が期待できる
のではないでしょうか。
この研究は、2024年3月に新潟で行われました、第23回再生医療学会総会で発
表してまいりました。

♦幹細胞に関する情報はこちら♦

NO.55

 

 

 

 

 

 

 

 

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