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CTC衝撃でした

癌患者さんには原発のがん以外に、CTC(血中循環がん細胞)というものが初期のうちから存在しています。体の中に何らかのがんができると、そのうちの一部が血液中に染み出していて、血液とともに全身をめぐっているといわれております。実際に最近のCTC検査の精密度では、画像上がんが指摘されていない患者さんにも、CTCが検出されますし、このCTCの遺伝子情報などを調べることで、がんに効果のある抗がん剤の優先順位、または効果がなさそうな抗がん剤なども結果に出てきます。つまりCTCを先にしることで、副作用だけで効果がでない抗がん剤は、(仮にガイドラインに記載があっても)むしろ入れないほうがいいという事までわかる場合があります。

衝撃をうけたのは、患者さんが悩みに悩んで手術を決心されて、(もちろん正常な臓器もダメージをうけることと引き換えに)手術を終えても戦いは終了ではないし、手術出来たらがんに勝ったとも言えないということだからです。私自身もCTなどでがんの患者さんをたくさん発見し、外科に手術紹介してきましたし、その方たちは『早く見つかって切れて良かったね』と、言われておりましたし、私自身もそう思っておりました。でも確かに術後5年以上画像で経過をみて再発しなかった人が、突然再発することなども経験してきました。この理由が、手術や抗がん剤でがん細胞がゼロになっていたわけではなかったため、つまりはCTCがすでに全身に存在しているからだということです。

この衝撃がきっかけで私はがん治療への強い意欲がわきまして、現在CTCを消滅させて、本来のがん治療(がんフリーの体になる)を積極的に勉強し、臨床に応用しています。

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