NMN点滴バージョンについて
NMN(コラムNO15)に続いての話題です。NMNが若返り薬として注目を浴びている話をしましたが、これの点滴(血管内投与)についての報告です
点滴でのメリットは確実に全量吸収されるのと同じであるため、合計の使用量が少なくて済むことによるコストダウンと、即効性にあると思われます。人間の体への1回耐容量(何mgまでなら内服しても安全か)というのは、確認された研究がありますが、点滴(血液中投与)に関しては、十分なものがありません。また内服の長期多量投与した場合にどうなるかということなども、まだ疑問が残っています。これらの疑問はこれから解明が進んでいくと思われますが、サーチュイン遺伝子を刺激して若返るというアンチエイジングとしての知名度は広がりつつあります。
今回は点滴ですが、純度や混入物などの検査を厳密に管理しないと、血中投与は内服と違ったリスクが予測されるため、製剤や原料の出どころや、精製機関などへの信用性というのは非常に重要になってきます。そのような理由から、当クリニックでは、多くの患者様からご希望をいただいていましたが、実際には点滴での使用をあまり勧めてはきませんでした。
しかしこのたび、今年9月より信用できる原料が納入できることになり、純度や混入物などの安全性試験ができ、安心できる院内調剤での点滴が提供できるようになりました。NMNの安定性や純度など、自らのクリニックでデータ確認できているというのは、提供する側にも大変安心感があります。もちろん前述の体内許容量など、もともとのNMNすべての問題がクリアできているわけではないので、その点はご理解いただいた方への提供となります。しかし実際の点滴をうけられた方の反応を伺いますと、かなりの即効性を実感いただいているようで、私自身もためしてみてその効果を実感しています。最近では、いろいろなクリニックが提供している点滴ではありますが、当クリニックの安心できるNMN点滴をご検討いただけたらと思います。
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