16時間断食 40歳以上のダイエット
働き盛りの中高年の方は、どのように体重維持をされていますか?私は働き始めてから定期的な運動はしなくなり、アルコールを伴い遅くまで会食する機会が爆発的に増え、また自身もそれを楽しんできました。糖尿病外来などでの指導で20歳の時の体重の+10キロ以内に抑えましょうという指導が行われますが、自分を振り返ると20歳65キロ、30台前半72キロ 40歳75キロ 45歳82キロと恐ろしい経過をとりました。
40台にやったことを振り返ってみたいと思いますが、
防風通聖散; もともと便通いいので効果なし
辛い物多量に食べて代謝上げる; たくさんアルコール飲んで逆効果
パーソナルトレーナーのいる筋トレ;プロテイン飲めといわれ、むしろ腹が出た
糖質制限; やめたら一瞬でリバウンド しかも相当辛い などなど
そんな中、唯 一継続出来ているのが16時間ダイエットです。具体的には8時間以内に食事をすませ、16時間は腸管を休ませ血糖値を上げないという方法です。8時間だと、多くて2食になるので総カロリーももちろん減るのですが、実際の効果はさらに多くみられます。体内のインスリンを分泌させない=脂肪を蓄えないという事以外にも、空腹状態が16時間続くとオートファジーという古くなった蛋白などを分解し新しく生まれ変わらせる反応が起きてきます。また腸管を空っぽにして休ませ、腸内細菌などにもいい影響が出てきます。絶食というと、イメージしんどそうですが、朝はブラックコーヒーと水、昼食を13時以降、夕食を21時までに終われば、会食も一次会は範囲内です。ダイエットは明日からではないですが、2次会3次会とやらかしたとしても、翌日の朝昼抜けば、法則内に戻せます。しかもこれを毎日とせず平日のみやって土日は自由というわがままプランでやっていますが、先ほどの82キロという恐ろしい数値が77キロくらいで現在推移しています。実はこの方法も、私自身やったりやめたり、間に筋トレジム蛋白コースに浮気したりと、様々な経過を取りましたが、結局は一番楽で一番効果があるので、現在進行中です。欠点を一ついうと、朝食によく野菜を食べていた人などは、食物繊維の摂取機会が減る可能性などがありますので、適度にサプリメントなどを昼夕にとるなどは検討されたほうがいいと思います。また病院の薬がある人は主治医と検討したほうがいいと思います。
おいしいものを食べるときが無条件に幸福を感じられる一瞬でもありますし、適度なお酒は私の人生を豊かにしてくれていると信じています。反復横跳びして足首痛くなったり、糖質制限してイライラして家族に八つ当たりしたり、40代以降のダイエットはリスクを伴いますが、16時間ダイエットを一緒に試してみませんでしょうか?
今回26回目のコラムになりましたので、気持ちを新たに50回を目指して折り返しの小話をかかせていただきました。引き続きお付き合いくださればと思います。金毘羅さんにて ゴールまでまだまだ2021年11月
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